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為世為人会(いせいいじん)理念
生活を支える医療を実践し
一人一人の価値観を尊重して
ともに人生を歩むパートナーであること
病気と生活は、一見関連がなさそうに思えますが、病気による何らかの障碍により動作ができなくなったりしてくると、生活に多大な影響を及ぼしてきます。
例えば、病気で足が動きにくくなり自分で入浴したいのに、できなくなったとしましょう。 その時に、足の機能回復治療はもちろんですが、段差解消や手すり、車いすなどの生活環境の調整など様々な手段を用いて、結果として入浴できるようにすること、それが「生活を支える医療」です。
在宅医療の最大の利点は、「患者さんにとって大事なものを尊重できること」にあります。
患者さんの世界や生きてきた経験を理解、共有し、治療主体の医療から生活を支え、人生を豊かにする医療へ変換していく作業を我々は担っています。
もう少し簡潔に言うと、「患者さんの夢の実現をお手伝いし、今、生きている人生を楽しんでいただくこと」です。
法人の名称である為世為人という言葉には、「人は、人や社会の役に立つことで得られる感動を原動力に、自己実現できる」という意味が込められています。
「患者さんとともに人生を歩むパートナーであること」
患者さん一人一人の価値観を傾聴して理解し、在宅生活を一緒に支え、共に人生を歩むことで、我々職員もいっしょに、喜び、悩み、成長させていただけると思っています。
医療法人社団 為世為人会 理事長 小野寺 直樹